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脱初心者!Photoshopの全27種類の描画モードを完全網羅。描画モードを理解することで、Photoshopの合成・加工をレベルアップ【第2回】

描画モードは複数のレイヤーのブレンドしてくれて、それによって合成しやすくなるという機能です。今回はの記事は1回目の続きになっています。
第1回の記事では「描画モードとは何か」、「全27種類の描画モードを6つに分類」、「①のグループ 通常・ディザ合成」、「②のブレンド加減を暗くするグループ(5種類)」を解説しています。第1回目の記事をご覧になりたい方は、下記からご覧ください。

第2回では、③のブレンド加減を明るくするグループ(5種類)を解説していきます。

目次

明るくするグループの描画モードそれぞれの使い方

明るくするグループは第1回の暗くするグループの逆パターンになっています。そのことを意識すると理解がより深まると思います。では、一つ一つの描画モードを見ていきましょう。

比較(明)

比較(明)は黒→透過、白→白のまま、それ以外→もう一枚のレイヤーの色と比較して明るい方が採用されます。具体的には、RBGそれぞれの値の数値の高い方が採用されます。描画モード第1回に出てきた「比較(明)」の逆パターンです。具体的に見ていきましょう。

RGB(:Red(赤) Green(緑) Blue(青))はそれぞれ0~255の範囲で、数値が高い方が明るくなります。上記の場合、Rは70<220で合成色の方が高く、Gは190>120で基本色の方が高く、Bは200>160で基本色の方が高くなっています。このため、結果色はR:200 G:190 B:200となります。

白・25%グレー・50%グレー・75%グレー・黒の基本色の上半分にピンクの合成色を載せて、比較(明)の描画モードをかけてみると、下記のようになります。

基本色が黒はだと合成色そのものの色となり、白は一番明るい色なので、白のままとなります。

写真を使って、夜道に花火を足した合成写真を作ってみましょう。

花火の写真の空の色の方が若干くらいので、比較(暗)をかけることで、花火だけが基本色の夜道の写真に足されています。

スクリーン

スクリーンは黒→透過、白→白のまま、それ以外→もう一枚のレイヤーの色を反映して少し明るくなります。描画モードの第1回に出てきた「乗算」の逆パターンです。乗算と同じく、こちらも計算式があるのですが、ちょっとややこしくてイメージしにくいので、今回は割愛します。そして、乗算と同じく結果色の予測がしやすく、明るくするグループでは一番使用頻度の高い描画モードと言えるでしょう。

乗算と似ていますが、色味が違うのが分かります。

今度は、ラーメンに湯気を足したい合成写真を作ってみましょう。合成の湯気は分かりやすいように今回は同じ湯気写真を4枚重ねて、全てにスクリーンをかけています。

湯気をたすのは、明るくなるグループのなかでも、スクリーンが一番きれいに合成されます。たとえば、同じ写真に比較(明)を適用してみるとこうなります。

湯気が薄く、色もついてしまい不自然になってしまいます。

覆い焼きカラー

覆い焼きカラーは、色相はそのままで、重ねた色を明るくしつつ、コントラストを弱くします。描画モードの第1回に出てきた「焼き込みカラー」の逆パターンです。基本色が黒の場合は、ブレンドしても黒のままなのが、比較(明)やスクリーンと大きく違いますね。

実際の写真を2枚、3枚と重ねてみます。

重ねていくごとに、色が明るくなっていくのが分かります。

覆い焼き(リニア) - 加算

覆い焼き(リニア)は、基本色を明るくしつつ、全体的に明るくブレンドします。描画モードの第1回に出てきた「焼き込み(リニア)」の逆パターンです。スクリーンと似ていますが、よく見ると覆い焼き(リニア)の方が、より明るいのが分かります。

覆い焼き(リニア)は グレースケールに色を載せた場合は、比較(明)やスクリーンに近い結果になります。色味のあるレイヤーを重ねると、覆い焼きカラーに近い色味ですが、さらに明るくなることが分かります。

覆い焼きカラーと同じ写真で合成してみましょう。下記をみると、覆い焼きカラーより明るくブレンドされているのが分かりますね。

カラー比較(明)

カラー比較(明)は、基本色と合成色を比較して、明るい方の色が結果色になります。第一回に出てきたカラー比較(暗)の逆パターンです。RGBの各数値の合計値が高い方が採用されます。なので、色が混ざり合うことなく、基本色か合成色のどちらかの色になります。

夕方の空と白っぽい背景の人の写真を合成してみましょう。

重ねただけだとちょっと物足りないですが、ここから手を加えていくと面白い画像ができそうです。

まとめ

今回は、明るくなるグループの描画モードについて解説しました。第1回の暗くなるグループにそれぞれ対応していることが分かっていただけたかと思います。

比較(明) ⇔ 比較(暗)
スクリーン ⇔ 乗算
覆い焼きカラー ⇔ 焼き込みカラー
覆い焼き(リニア) - 加算 ⇔ 焼き込み(リニア)
カラー比較(明) ⇔ カラー比較(暗)

次回は、ブレンドするとコントラストが強くなるグループから解説していきます。

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この記事を書いた人

小さな鞄屋さんで経理事務のお仕事をしています。会社で写真の加工やちょっとしたデザインを頼まれたのがきっかけで、Photoshopとillustratorと出会いました。これがホントに楽しくて、只今、勉強中です。
このブログではWebデザインを中心に、私の好きな事をシェアしていきたいと思います。ちょっとでも誰かの役に立てたり、面白いなと思っていただけたら嬉しいです。

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