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脱初心者!Photoshopの全27種類の描画モードを完全網羅。描画モードを理解することで、Photoshopの合成・加工がレベルアップ【第3回】

描画モードは複数のレイヤーのブレンドしてくれて、それによって合成しやすくなるという機能です。今回は描画モード第三回です。今回は④のブレンドするとコントラストを強くするグループについて解説します。

第1回の記事では「描画モードとは何か」、「全27種類の描画モードを6つに分類」、「①のグループ 通常・ディザ合成」、「②のブレンド加減を暗くするグループ(5種類)」について、第二回では、「③のブレンド加減を明るくするグループ」について解説しています。第1回目、第二回目の記事をご覧になりたい方は、こちらからお願いします。

目次

コントラストにがつよくなるグループの描画モードのそれぞれの特徴

オーバーレイ・ソフトライト・ハードライト・ビビットライト・リニアライトについては、明るいところはより明るく、暗いところはより暗くなります。リニアライト・ピンライトに関しては、ちょっとイレギュラーな効果がかかります。
いずれも、1つの描画モードで、明るくする効果と暗くする効果の両方をもっているので、光の加減を変えるモードと考えると分かりやすいと思います。

オーバーレイ

オーバーレイは色相を変えずに、明るいところはより明るく、暗いところはより暗くなります。
基本色が50%グレーより暗い→乗算の効果がかかる 
基本色が50%グレーより明るい→スクリーンの効果がかかる

白・25%グレー・50%グレー・75%グレー・黒の基本色の上半分にピンクの合成色を載せて、オーバーレイの描画モードをかけてみると、下記のようになります。

モノクロの画像やグラデーションを基本色にして、合成色で色を載せる時によく用いられる描画モードです。乗算だと暗すぎるけど、スクリーンだと明るすぎるというときには、オーバーレイがちょうど良いかもしれません。

良い感じにかかっていますね。オーバレイはグラデーションがキレイに出やすく使用頻度の高い描画モードになっています。下記のように、写真にカラーを合成しても素敵な感じに仕上がります。

ソフトライト

ソフトライトは、オーバーレイよりもコントラストが弱くかかります。

Adobeの公式サイトによると、合成色の明るさに応じて結果色が決まるように定義されています。
合成色が50%グレーより暗い→焼き込みの効果が弱めにかかる
合成色が50%グレーより明るい→覆い焼きの効果が弱めにかかる

まずは、オーバーレイとの比較のため、グレースケールを基本色としてピンクの合成色を重ねてみましょう。

オーバーレイと比較すると、結果色が落ち着いた色となっているのが分かります。基本色と合成色を入れ替えてみましょう。

合成色の影響がソフトにかかっているのが分かります。具体的な使い道については、他のハードライト・ビビットライト・リニアライト・ピンライト・ハードミックスと一緒に見た方が比較しやすいので、後ほどご紹介します。

ハードライト

ハードライトは、オーバレイよりもコントラストが強くかかり、強い光を当てたような効果があります。

ソフトライトと同様に、Adobeの公式サイトで合成色の明るさに応じて結果色が決まるように定義されています。
合成色が50%グレーより暗い→乗算の効果がオーバーレイより強めにかかる
合成色が50%グレーより明るい→スクリーンの効果がオーバーレイより強めにかかる

まずは、オーバーレイとの比較のため、グレースケールを基本色としてピンクの合成色を重ねてみましょう。

基本色にグレースケールを持ってくると、ソフトライトを少し強めになるのと、白や黒にも合成色の影響が出ていることが分かります。 基本色と合成色を入れ替えてみましょう。

乗算+スクリーンの効果がきれいにかかっていますね。感覚的にも分かりやすいので、オーバレイと同様よく利用される描画モードです。 具体的な使い道については、他のソフトライト・ビビットライト・リニアライト・ピンライト・ハードミックスと一緒に見た方が比較しやすいので、後ほどご紹介します。

ビビットライト

ビビットライトは、名前の通り、ビビットな色が作られます。

ソフトライト等と同じく、Adobeの公式サイトで合成色の明るさに応じて結果色が決まるように設定されています。
合成色が50%グレーより暗い→焼き込みの効果がかかる
合成色が50%グレーより明るい→覆い焼きの効果がかかる

2番目に薄い色の結果色が少しビビットですね。後ほどご紹介する具体例でもまた、見てみましょう。

リニアライト

リニアライトはビビットライトにているのですが、さらに明るくしたような効果がかかります。

ソフトライト等と同じく、Adobeの公式サイトで合成色の明るさに応じて結果色が決まるように設定されています。
合成色が50%グレーより暗い→暗くして、焼き込みの効果がかかる
合成色が50%グレーより明るい→明るくして、覆い焼きの効果がかかる

ピンライト

合成色が明るいかによって色が置換されます。基本色と合成色が同じ色の場合は置換されません。

下記、Adobeの公式サイトからの引用です。

合成色に応じて、カラーが置換されます。合成色(光源)が 50 %グレーより明るい場合、合成色より暗いピクセルは置換されます。合成色より明るいピクセルは、変更されません。合成色が 50 %グレーより暗い場合、合成色より明るいピクセルは置換されます。合成色より暗いピクセルは変更されません。これは、画像に特殊効果を追加するときに役立ちます。

こちらは使用頻度の低い描画モードです。こんなのもあるんだなぁという程度で大丈夫だと思います。面白い効果がかかるので、良い感じの使い方ありましたら、コメント欄で教えていただけると嬉しいです。後ほど、他の画像との比較として、具体的な画像もご紹介します。

ハードミックス

基本色と合成色のRGBを比べて原色に変換します。具体的には、RGBの値がそれぞれ0か255のみに置き換わります。合計して255にならない場合は、0になります。名前のとおり、ハードなブレンドですね。

原色バリバリです。後ほどご紹介する具体例を見ていただくと、より分かりやすいと思います。

コントラストが強くなるグループの効果の比較

さっそく、ボタンの画像から比較してみましょう。まずは、基本色をグレースケールにした場合です。

それぞれの特徴でも解説した通り、Adobeでは上記のブレンドモードは全て合成色の明るさを基準として定義されています。今度は、合成色をグレースケールにしてみましょう。

Adobeの解説通りのブレンドになっていると思います。合成色と基本色を入れ替えると雰囲気が変わって面白いですね。その時々で目的に合ったブレンドモード、基本色と合成色順番を選択していくことが大切です。

今度は、写真を見てみましょう。

←こちらの絵を2枚重ねて、それぞれのブレンドモードでどうなるかを見ていきます。それぞれの光の加減の変化に注目して見てみてください。

こちらは、ソフトライトとハードライトです。光が強くなっているのが分かります。

ハードライトの合成色の不透明度を下げると、ソフトライトに近くなります。

この使い方はアニメでもよく使われます。

どちらも光が強くなり、ビビットな色味にブレンドされています。

若干ですが、リニアライトの方がより明るのが分かるかと思います。より、光を強く放っている感じです。

ピンライトは基本色と合成色が同じ色だと色の置換が起こらないので、元の写真のままです。変更がないかの確認には使えるかもしれませんね。

ハードミックスは原色のみに変換されています。こちらは分かりやすいですね。もっと複雑な写真をビジュアルロック風に仕上げたいときなんかに良いと思います。

まとめ

今回は、 コントラストにがつよくなるグループの描画モード をご紹介しました。光の加減を変更してくれるので、様々な使い道があります。ぜひいろんな場面で試してみてください。

次回は、描画モード第4回「 上下のレイヤーを比較するグループ 」について解説していきます。

読んでいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

小さな鞄屋さんで経理事務のお仕事をしています。会社で写真の加工やちょっとしたデザインを頼まれたのがきっかけで、Photoshopとillustratorと出会いました。これがホントに楽しくて、只今、勉強中です。
このブログではWebデザインを中心に、私の好きな事をシェアしていきたいと思います。ちょっとでも誰かの役に立てたり、面白いなと思っていただけたら嬉しいです。

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